CASE
症例

- 矯正治療
9歳女の子 反対咬合をマウスピース型の小児矯正装置とMFTで治療した症例
BEFORE
AFTER
ご相談内容
「上下の歯が逆に噛み合っている気がするので診てほしい」とご相談いただきました。
カウンセリング‧診断結果
拝見したところ、上前歯よりも下前歯が前に出て噛み合う反対咬合(こうごう)、いわゆる受け口の状態でした。
また、舌の位置や口周りの筋肉の使い方にも癖(口腔習癖)があり、反対咬合の原因のひとつになっていると考えられます。
このまま放置すると、顎の成長に伴って噛み合わせのずれが大きくなったり、将来的に咀嚼(そしゃく)や発音に悪影響を及ぼしたりするおそれがあります。
骨の成長が著しいこの時期に顎の成長を望ましい方向へ導くことで、将来的な治療負担の軽減が期待できるため、早めに歯並びと口腔環境の改善が必要だと診断しました。
行ったご提案‧治療内容
反対咬合と口腔習癖の改善を目的として、以下2つの治療を併用する方法を提案し、同意いただきました。
1:プレオルソ
就寝時と日中の一定時間に装着する、マウスピース型の小児用矯正装置です。
メリット:取り外しができるので食事や歯磨きがしやすい。歯型を取る必要がない。柔らかい素材なので、お子様でも使用しやすい
デメリット:既製品のため、個人差への対応に限界がある。治療効果は装着時間に左右される
2:MFT(口腔筋機能療法)
舌や口周りの筋肉を鍛える治療方法です。
メリット:舌や口周りの筋肉を鍛えて、口腔習癖の根本的な改善を図ることができる。矯正治療後の後戻り防止にもつながる
デメリット:ご家庭でも継続してトレーニングに取り組んでいただく必要がある
プレオルソとMFTを並行して行うと、歯並びだけでなく、口腔習癖の改善や口腔機能の向上も期待できます。
またこの方法なら、永久歯が生え揃ったあとに本格的な矯正治療(2期治療)が必要となった場合でも、治療負担の軽減につながる可能性があることを説明しました。
まず1年目に、プレオルソタイプ3(反対咬合の改善を目的とした装置)による治療とMFTを開始します。
プレオルソタイプ3は就寝時と日中の一定時間装着していただき、MFTでは舌を置く正しい位置や口周りの筋肉の使い方を習得するためのトレーニングを行いました。
その後、反対咬合および口腔習癖の改善を確認しながら経過観察を行い、2年目からは噛み合わせの変化に合わせて、プレオルソタイプ1(反対咬合改善後の歯列を整えることを目的とした装置)へ移行しました。
現在も歯並びや噛み合わせの状態を確認しながら、引き続き矯正治療を継続しています。
この治療のリスクについて
- 決められたスケジュールを守らない場合、十分な効果が得られない可能性があります
- マウスピースに対応していない症例の場合、治療が難しい可能性があります
- 歯の移動に伴って、痛みや違和感を感じる場合があります
- 正しいブラッシングやメンテナンスを行わない場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります
治療前





治療後
1年目終了時の歯列です
1年目終了時の歯列です
1年目終了時の歯列です
1年目終了時の歯列です
1年目終了時の歯列です
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:30 ~ 13:30 | ● | ● | ● | ● | / | ▲ | ▲ | / |
| 14:45 ~ 19:00 | ● | ● | ● | ● | / | ▲ | ▲ | / |
【休診日】金・祝9:30 ~ 13:00、14:00 ~ 16:00