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「うちの子、口呼吸かも?」歯並びが悪くなる前に気づきたいサインとMFT(口腔筋機能療法)
こんにちは。横浜市緑区・十日市場の十日市場ファミリー歯科、院長の正木です。
「なんとなく口が開いている気がする」「いびきをかく」「食事中に音を立てて食べる」——お子さんのこんな様子が気になっているお母さん・お父さんからの相談が、診察室でも増えています。実はこれらのサインは、子どもの口呼吸を示している可能性があります。
口呼吸は歯並びの乱れ、顎の発育不良、さらには集中力の低下にまでつながることがあります。しかし、早めに気づいて適切なアプローチをとれば、成長段階の子どもは十分に改善できます。今回は、口呼吸のサインの見つけ方と、歯科で行うMFT(口腔筋機能療法)について解説します。
口呼吸が歯並びに影響する理由

人間は本来、鼻で呼吸するように設計されています。口が閉じた状態では、舌が上顎に軽く触れており、この圧力が上顎を左右に広げる骨格形成の力になっています。ところが口呼吸の状態では、舌の位置が下がり、口の周りの筋肉(口輪筋)も緩んだままになります。
このバランスが崩れると、上顎が十分に広がらず、歯が並ぶスペースが狭くなります。結果として、叢生(ガタガタの歯並び)や出っ歯、開咬(奥歯を噛んでも前歯が合わない状態)といった不正咬合が起こりやすくなります。骨格への影響は特に10歳前後までの成長期に大きいため、早期発見が重要です。
お子さんの口呼吸、7つのサインをチェック
以下に、日常生活で気づきやすいサインをまとめました。複数当てはまる場合は、一度歯科での確認をおすすめします。
・寝ているときに口が開いている、いびきをかく
・起きたときに口が乾いていると訴える
・食事中に口を開けたまま咀嚼する(くちゃくちゃ音がする)
・唇が乾燥してよく荒れている
・ぼーっとしているとき、自然と口が開いている
・風邪や扁桃腺の腫れを繰り返す
・上の前歯が前に出ている、または歯並びが気になりはじめた
これらのサインが「習慣的に」見られるかどうかが判断のポイントです。たまに口が開くのは問題ありませんが、日常的に口呼吸の状態が続いている場合は注意が必要です。
口呼吸を放置するとどうなるか
口呼吸は単なる「癖」ではなく、全身に影響を与えることがあります。鼻には空気を温め、加湿し、異物を除去するフィルター機能があります。口呼吸では、この恩恵が受けられないため、乾燥した空気や細菌が直接のどへ入り込みやすくなります。
また、口が開いた姿勢は頭部が前に出る「前傾姿勢」と連動しやすく、肩こりや疲れやすさにつながる場合もあります。学齢期のお子さんであれば、睡眠の質の低下が集中力や学習効率に影響するとの報告もあります。歯並びへの影響はもちろん、成長全体に関わる問題として捉えることが大切です。
MFT(口腔筋機能療法)とはどんな治療か

MFT(Myofunctional Therapy)とは、口まわりの筋肉——舌、唇、頬——の動かし方を正しく整えるためのトレーニング療法です。矯正装置とは異なり、筋肉と神経の働きそのものにアプローチするため、歯並びだけでなく飲み込み方(嚥下)や発音の改善にも効果が期待できます。
当院では、まずお口の筋機能の状態を確認するスクリーニングを行い、必要に応じてMFTのトレーニングを導入しています。矯正治療と組み合わせることで後戻りを防いだり、将来的な矯正の範囲を小さくしたりすることが期待できます。
MFTで行う主なトレーニング内容
・舌のポジショニング練習:舌先を正しい位置(上顎前歯の裏側の付け根)に当てる習慣をつける
・リップトレーニング:唇を閉じる力を鍛え、口を閉じた状態を維持しやすくする
・嚥下(飲み込み)の再学習:食べ物を飲み込む際、舌が正しく動くよう練習する
・鼻呼吸の習慣化:意識的に鼻で呼吸する時間を増やすためのアプローチ
これらのトレーニングは診察室だけで完結するものではなく、ご家庭での毎日の練習が中心です。5〜10分程度の簡単なエクササイズを継続することで少しずつ筋肉の使い方が変わっていきます。
何歳から始めるのがいいか
MFTは一般的に4〜5歳以上から取り組みやすくなります。年齢が低いほど骨格の変化に対応しやすいため、早めに始めることに越したことはありませんが、中学生・高校生でも一定の効果が期待できます。「もう遅いかな」と思わず、まずはご相談ください。
特に、乳歯から永久歯への交換時期(6〜12歳前後)は、歯並びへの影響が出やすい一方で、介入しやすいタイミングでもあります。この時期にMFTを行うことで、将来の矯正治療の必要性を軽減できる場合があります。
口呼吸が起こる原因と鼻の問題

口呼吸には「習慣性」のものと、アレルギー性鼻炎・慢性鼻炎・アデノイド肥大などによる「器質的」なものがあります。鼻が詰まっているために口呼吸になっている場合は、耳鼻科での診断と治療が先決です。
横浜市緑区のお子さんの中にも、花粉症や慢性的な鼻づまりを抱えたまま口呼吸が習慣になってしまっているケースは少なくありません。当院では必要に応じて耳鼻科への受診をご案内しており、医科と歯科が連携した形でアプローチすることを大切にしています。
家庭でできるサポートと予防策
MFTと並行して、ご家庭でできるサポートもいくつかあります。
・食事のときによく噛むよう促す(咀嚼力が口まわりの筋肉を鍛える)
・硬めの食材を意識的に取り入れる(やわらかい食事ばかりでは筋肉が発達しにくい)
・就寝前にお子さんの口が開いていないか確認する習慣をつける
・ストローを使った飲み物の飲み方など、日常の口の動作に意識を向ける
こうしたご家庭での関わりが、MFTの効果を高める大きな助けになります。
まとめ:早めの相談が将来の歯並びを守る
口呼吸は見過ごされやすい問題ですが、歯並びや顎の発育、さらには全身の健康にも関わる大切なサインです。「まだ乳歯だから」「矯正はもう少し先でいい」と後回しにしていても、筋肉の使い方の癖は少しずつ積み重なっていきます。
気になるサインが一つでもあれば、まずはお気軽に当院にご相談ください。十日市場ファミリー歯科は横浜市緑区・十日市場にある地域のかかりつけ歯科として、お子さんの成長に寄り添った歯科医療をご提供しています。
診療は1階にあり、ベビーカーや車いすでもそのままお入りいただけます。ご予約はお電話またはWEBにて承っております。
よくある質問(Q&A)
Q1. 口呼吸かどうかを自分で確認する方法はありますか?
就寝中にお子さんを観察するのが最も簡単な方法です。眠っているとき自然に口が開いていたり、翌朝「のどが乾いた・痛い」と言う場合は口呼吸の可能性が高いです。また、口を閉じるよう意識しても唇が合わせにくい場合(口唇閉鎖不全)も一つのサインです。
Q2. MFTは保険診療で受けられますか?
MFT単独での保険適用は現状ではありません。口呼吸かどうかの検査や改善指導は保険でも可能です。ただし、矯正治療との組み合わせや診査の内容によって異なります。費用や内容については初診時にご説明しますので、まずはご相談ください。
Q3. 大人でも口呼吸の改善はできますか?
成人でも改善は可能です。ただし、成長期のお子さんと比べると骨格への変化は限定的です。筋肉の使い方の改善や、口臭・乾燥・睡眠の質の改善という観点では、大人でも取り組む意義があります。
Q4. MFTはどのくらいの期間かかりますか?
お子さんの状態やトレーニングへの取り組み方によって異なりますが、目安は半年〜1年程度です。月1〜2回の来院でトレーニング内容を確認しながら進め、ご家庭での練習を中心に継続します。
Q5. 口呼吸と歯列矯正はどちらを先にすればいいですか?
理想的にはMFTで口まわりの筋機能を整えてから矯正治療に入ること、または並行して進めることです。筋肉の使い方が改善されないまま矯正しても、後戻りが起きやすくなります。診察で状況を確認したうえで、最適な順序をご提案します。
Q6. 鼻が詰まっているわけでもないのに口呼吸になることはありますか?
あります。口呼吸が長く続くと、意識しなくても口が開いてしまう「習慣性口呼吸」になることがあります。鼻に問題がなくても、口まわりの筋力が弱まっているためにロが自然に開いてしまう状態です。この場合はMFTのアプローチが特に有効です。
Q7. 子どもが舌を前歯に押し当てる癖があります。これも関係しますか?
はい、関係します。舌を歯に押し当てる「舌突出癖」は、開咬(前歯が噛み合わない状態)や出っ歯の原因になりやすく、口呼吸とも連動していることが多いです。MFTでは、この舌の使い方を正しく整えることも主要なテーマのひとつです。
Q8. 指しゃぶりをやめさせれば口呼吸も改善しますか?
指しゃぶりをやめることは大切ですが、それだけで口呼吸が自然に改善するとは限りません。長期間の指しゃぶりで歯並びや筋肉の使い方に癖が生じている場合は、やめた後もMFTによるフォローが必要なケースがあります。
Q9. 横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科でMFTは受けられますか?
はい、当院ではお子さんの口腔機能発達に関するご相談・スクリーニングを行っております。必要に応じてMFTの導入や矯正治療との連携についてもご説明します。まずはお気軽にご予約・お問い合わせください。
Q10. 十日市場駅から当院への行き方を教えてください。
横浜線・十日市場駅から徒歩7分ほどの場所にあります。駐車場も完備しており、1階のフラットなフロアのため、ベビーカーや車いすの方にも安心してご来院いただけます。お子さん連れでも気軽に立ち寄っていただける環境を整えています。
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・横浜市緑区十日市場町・十日市場ファミリー歯科の小児矯正(こども予防矯正)

JR横浜線十日市場駅より徒歩7分の歯医者、十日市場ファミリー歯科です。お子様連れでも安心のバリアフリー設計。土日診療対応で通いやすく、小児歯科も充実。障害者歯科学会認定医。
【所属学会等】
障害者歯科学会 所属(障害者歯科学会認定医)
緑区歯科医師会 所属
横浜市歯科医師会 所属
神奈川県歯科医師会 所属
日本歯科医師会 所属
神奈川県立みどり養護学校学校歯科医
緑区歯科医師会障害児・者診療担当理事
心身障害児者歯科診療協力医療機関
日本糖尿病協会登録歯科医
【受賞歴】
鶴見大学歯学部付属病院 院内職務評価委員会賞
イエテボリ大学日本スクーリングディプロマ
【医院情報】
医院名:十日市場ファミリー歯科
住所:横浜市緑区十日市場町849-12松ビル1F
電話:045-511-8789
診療時間:平日9:30〜19:00 土日9:30~16:00(金・祝休診)
アクセス:JR横浜線「十日市場駅」徒歩7分
HP:十日市場の歯医者|横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科
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