当院について About
診療案内 Menu

BLOG

ブログ

メイン画像
  • 歯の知識

噛むことの重要性とは?噛む力が落ちるサインと守り方

こんにちは。横浜市緑区・十日市場の十日市場ファミリー歯科、院長の正木です。

「最近、おせんべいやたくあんを避けるようになった」「ステーキは小さく切らないと食べにくい」。診療室でよく伺うお話です。年齢のせいと思われがちですが、お口を拝見すると、合わない被せ物や片側噛みのクセが原因のこともあります。

この記事では、噛むことが体に大切な理由、噛む力が落ちる原因とサイン、放置した場合のリスク、歯科医院と日常生活でできる対策を順にお話しします。

噛むことの重要性|よく噛むと体の中で起きていること

噛むことの重要性

よく噛むことには、主に次のような働きがあると考えられています。

  • ・唾液の分泌が増え、お口の汚れが洗い流されやすくなる
  • ・食べ物が細かくなり、唾液の消化酵素と混ざることで胃腸の負担が軽くなる
  • ・食事に時間がかかることで満腹感が得られやすく、食べ過ぎの抑制につながる
  • ・あごや顔の筋肉が動き、脳への刺激になる

唾液の働きは「意外と重要!唾液の役割」で解説しています。大切なのは、これらがすべて「しっかり噛める状態」を前提にしている点です。

噛む力が落ちる原因

噛む力低下原因

噛む力は、歯・歯ぐき・あごの骨・筋肉・舌の連携で生まれ、どこか一つの不調で全体が下がります。よく見る原因は次のとおりです。

  • ・むし歯や歯周病による痛み・歯のぐらつき
  • ・歯を失ったまま放置している、または合わない入れ歯・被せ物を使っている
  • ・片側だけで噛むクセによる筋肉の使い方の偏り
  • ・やわらかい食事が続くことによる噛む筋肉の衰え
  • ・加齢による舌や口のまわりの筋力の低下

特に見落とされやすいのが片側噛みです。片方の奥歯に違和感があると無意識に反対側で噛むようになり、数年たつと使わない側の筋肉が弱くなっていることがあります。

噛む力が落ちているサイン|セルフチェック

噛む力の低下はゆっくり進むため、気づきにくいものです。次の変化に心当たりはありませんか。

  • ・硬い物や繊維の多い野菜を自然と避けている
  • ・以前より食事に時間がかかる、または噛まずに飲み込むことが増えた
  • ・食べこぼしや、食事中のむせが増えた
  • ・いつも同じ側で噛んでいる
  • ・お口が乾きやすく、話しにくさを感じる

2つ以上当てはまる場合は、一度歯科医院で確認しておくと安心です。

噛む力の低下を放置するリスク

噛む力低下放置

噛みにくい状態を放っておくと、まず食事の内容が変わります。肉や生野菜を避け、ご飯や麺類などやわらかい炭水化物中心の食事になりやすく、たんぱく質やビタミンが不足しがちになります。

栄養が偏ると体力や筋力が落ち、口のまわりの筋肉もさらに衰えます。噛みにくいから食べない、食べないから噛む力が落ちる、という悪循環です。こうしたお口の機能のささいな衰えは「オーラルフレイル」と呼ばれ、全身の虚弱(フレイル)の入り口になりうるとして注目されています。歯を失った場合の体への影響は「歯を失うと体にも悪影響がある?」もあわせてご覧ください。

歯科医院でできる噛む力の治療と検査

噛む力検査

噛む力の回復は、原因を取り除くことから始まります。むし歯や歯周病の治療、被せ物の作り直し、入れ歯の調整などで噛みやすさが変わることがあります。入れ歯は歯ぐきの形が変化するため、作ったときに合っていても定期的な調整が必要です。

また、噛む力は検査で数値として確認できます。専用のグミを一定回数噛み、どれだけ細かく砕けたかで咀嚼能力を調べる方法のほか、舌の力やお口の乾燥なども含めて評価する口腔機能の検査があります。検査の流れは「口腔機能低下症の検査ってどんなことするの?」で紹介しています。数値があれば治療前後の変化も比べられます。

噛む力を守るために今日からできる予防法

「一口30回」を毎食数えるのは現実的ではありません。私がおすすめしているのは、食べ方の環境を少し変える方法です。

  • ・野菜や肉を少し大きめに切り、自然と噛む回数が増えるようにする
  • ・根菜、きのこ、海藻など歯ごたえのある食材を一品加える
  • ・お茶や汁物で流し込まず、飲み込んでから飲む
  • ・左右の奥歯を均等に使うことを意識する

お子さんの場合は、前歯でかじり取る経験が大切です。食材を最初から一口大に切りすぎず、手づかみでかじる機会をつくることで、あごや口まわりの発達を促すきっかけになります。

十日市場・横浜市緑区で家族の噛む力を守る歯医者として

十日市場周辺は、子育て世代のご家庭と、長く地域に住まわれているご年配の方が一緒に暮らすエリアです。当院でも、お子さんの検診に付き添われた保護者の方が、ご自身の入れ歯を相談されることがあります。噛む力は子どものあごの成長から高齢期まで続くテーマです。土日も診療しているため、ご家族でまとめて受診していただけます。

まとめ|噛めるお口を保つことが健康の土台

  • ・よく噛むことは、消化・お口の清潔・食べ過ぎ防止など体のさまざまな働きを支えている
  • ・噛む力はむし歯・歯周病、合わない入れ歯、片側噛み、食習慣などで少しずつ落ちる
  • ・放置すると食事が偏り、全身の衰えにつながるおそれがある
  • ・原因の治療と検査、日々の食べ方の工夫が噛む力を守ることにつながる

「最近噛みにくい」は、お口からのサインかもしれません。横浜市緑区・十日市場で噛み合わせや入れ歯、お口の機能についてご相談をお考えの方は、十日市場ファミリー歯科までお気軽にお問い合わせください。

噛むことに関するよくある質問

Q.よく噛むのは一口何回くらいが目安ですか?

一口30回が目安といわれますが、回数を数えるより、食材を大きめに切るなど自然と噛む回数が増える工夫のほうが続けやすいです。

Q.噛む力が落ちているかどうか、自分で確かめる方法はありますか?

硬い物を避けるようになった、食事に時間がかかる、むせや食べこぼしが増えた、いつも同じ側で噛んでいる、などが目安です。正確には歯科医院の検査で確認できます。

Q.歯科医院で噛む力を測る検査はどのようなものですか?

専用のグミを噛んで砕け具合から咀嚼能力を調べる方法や、舌の力・お口の乾燥などを含めて評価する口腔機能の検査があります。いずれも痛みはなく、短時間で終わります。

Q.片側だけで噛むクセは直したほうがいいですか?

使わない側の筋肉が弱くなり、噛む側の歯に負担が集中します。反対側にむし歯などが隠れていることもあるため、まず原因を確認しましょう。

Q.入れ歯でもしっかり噛めるようになりますか?

入れ歯は天然の歯と同じようには噛めませんが、適切な調整で噛みやすさが変わることがあります。合わないまま我慢せず、痛みや外れやすさを感じたらご相談ください。

Q.子どもの噛む力を育てるために家庭でできることはありますか?

食材を小さく切りすぎず、前歯でかじり取る機会をつくることが大切です。年齢に合った歯ごたえのある食材も少しずつ取り入れてみてください。

Q.噛む力の低下は何歳ごろから気をつければいいですか?

歯周病が増え始める40代ごろから意識すると安心です。ただし片側噛みや食習慣の影響は年齢を問わないため、定期検診での確認をおすすめします。

Q.噛みにくさだけでも歯医者を受診していいのでしょうか?

もちろんです。痛みがなくても、被せ物の不具合や歯周病の進行が見つかることがあります。十日市場ファミリー歯科では土日も診療していますので、お気軽にご相談ください。


関連サイト

・横浜市緑区で口腔機能改善なら十日市場ファミリー歯科


BLOG一覧
診療時間 月 火 水 木 金 土 日 祝
9:30 ~ 13:30 ● ● ● ● / ▲ ▲ /
14:45 ~ 19:00 ● ● ● ● / ▲ ▲ /

【休診日】金・祝▲9:30 ~ 13:00、14:00 ~ 16:00