BLOG
ブログ

- 小児歯科
永久歯が生えてこない|十日市場の歯医者が原因と対処法を解説
こんにちは。横浜市緑区・十日市場の十日市場ファミリー歯科、院長の正木です。
「乳歯が抜けたのに、その下から永久歯が出てこない」「もう何年も乳歯のままで心配」――十日市場ファミリー歯科では、こうしたご相談をいただくことが少なくありません。
永久歯の生え変わりには個人差がありますが、生えてくるはずの歯が本当に存在しないケースもあります。この記事では、永久歯が生えてこない原因や見分け方、放置した場合のリスク、当院での対応方法を、歯科医師の立場から解説します。生え変わりに不安を感じている保護者の方の判断材料になれば幸いです。
永久歯が生えてこない状態とは

永久歯は、親知らずを除くと上下合わせて28本です。多くの場合、6歳前後から乳歯が抜け始め、12歳から15歳頃までに生え変わります。
本来存在するはずの永久歯が顎の中に作られていない状態を「先天性欠如」と呼びます。乳歯が抜けたあとに永久歯が出てこない場合もあれば、後継の永久歯がないために乳歯が長期間残り続ける場合もあり、単に生え変わりが遅いだけのケースとは区別が必要です。
永久歯が生えてこない主な原因
先天性欠如の原因ははっきりと解明されていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
- ・歯のもとになる「歯胚」が、何らかの理由で作られなかった
- ・遺伝的な要因により、特定の歯が生まれつき少ない
- ・全身的な疾患や症候群に伴って歯の本数が少ない
- ・乳歯の外傷や強い炎症が、下の永久歯の発育に影響した
歯科分野の調査では、10人に1人程度の割合で先天性欠如がみられるとの報告もあり、珍しい状態ではありません。
見逃されやすい症状とサイン

先天性欠如は初期段階では自覚症状がほとんどなく、保護者の方が変化に気づきにくいという特徴があります。
- ・同年代の子どもと比べて乳歯がなかなか抜けない
- ・乳歯が抜けたのに、数か月経っても永久歯が顔を出さない
- ・歯並びの片側だけ生え変わりの進み方が違う
- ・乳歯がぐらつかず、いつまでも安定している
7歳から8歳頃になると、レントゲン検査で永久歯のもとの有無を確認できます。ペースに左右差や違和感がある場合は、確認をおすすめします。
そのまま放置した場合に考えられるリスク
歯が生えてこないこと自体は痛みを伴わないため、様子を見てしまいがちですが、放置するといくつかの影響が生じる可能性があります。
- ・空いたスペースに周囲の歯が倒れ込み、歯並び全体が乱れやすくなる
- ・乳歯が長く使われることで、根がすり減ったり将来ぐらつきやすくなったりする
- ・咬み合わせのバランスが崩れ、顎の成長に影響することがある
- ・見た目の変化が本人のコンプレックスにつながることがある
すべてのケースで問題が起こるわけではありませんが、経過を診ながら適切なタイミングで対応することが大切です。
十日市場ファミリー歯科で行う治療の選択肢
永久歯が生えてこないと分かった場合、年齢や欠如している歯の位置、歯並び全体の状態を踏まえて治療方針を検討します。
- ・乳歯をできるだけ良い状態で保存し、経過を観察する
- ・矯正治療でスペースを整え、周囲の歯を活用して噛み合わせを作る
- ・成長が落ち着いた段階で、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで歯を補う
- ・咬み合わせ全体を考慮し、他の歯の位置調整と並行して進める
適した方法はお口の状態によって一人ひとり異なります。当院では、レントゲンや口腔内の状態をもとに複数の選択肢をお伝えし、保護者の方とご本人が納得できる形を一緒に考えます。
早期発見のためにご家庭でできること
先天性欠如は防ぐことが難しい一方、早期に気づくことで対応の幅が広がります。
- ・6歳臼歯が生えた頃から、定期的に歯科医院でチェックを受ける
- ・乳歯の生え変わりの時期を大まかに記録しておく
- ・左右で生え変わりの進み方に差がないか観察する
- ・乳歯を虫歯や外傷から守り、不必要に早く失わないようにする
生え変わりが本格化する6歳から8歳頃の定期検診は、永久歯の状態を把握するうえで重要な機会になります。
横浜市緑区・十日市場エリアの保護者の方へ
十日市場ファミリー歯科は、横浜市緑区・十日市場エリアで、お子さまの歯の生え変わりに関するご相談を多くいただいています。JR横浜線・十日市場駅からも通いやすい立地にあり、学校帰りやお仕事帰りに合わせて通院いただいているご家族も少なくありません。
「様子を見ていいのか、検査を受けたほうがいいのか」という段階からのご相談も歓迎しています。まずは現在の状態を一緒に確認するところから始めましょう。
まとめ
永久歯が生えてこない背景には、先天性欠如という状態が関係していることがあります。痛みがないため見過ごされがちですが、放置すると歯並びや噛み合わせに影響が及ぶこともあるため、違和感を覚えたら早めに相談することが大切です。
十日市場ファミリー歯科では、レントゲン検査による現状確認から、年齢や状態に応じた治療のご提案まで、お子さまとご家族に寄り添いながら対応しています。気になる点がある方は、お気軽にご来院ください。
よくある質問
永久歯が生えてこないのは何歳頃に分かりますか?
目安として7歳から8歳頃、レントゲン検査で永久歯のもとの有無を確認できます。違和感がある場合は、この時期を目安にご相談ください。
乳歯がずっと抜けない場合、そのままにしていて大丈夫ですか?
乳歯の下に永久歯がない場合、乳歯が長期間残ることもあります。ただし将来的に歯並びへの影響が出ることもあるため、一度検査をおすすめします。
先天性欠如は遺伝しますか?
遺伝的な要因が関与していると考えられていますが、必ず遺伝するわけではなく、原因がはっきりしないケースもあります。
レントゲン検査は子どもでも受けられますか?
はい、成長段階に合わせて被ばく量を抑えた設備で撮影しています。必要な範囲のみを撮影し、安全性に配慮しています。
生えてこない歯があると分かったら、すぐに治療が必要ですか?
年齢や歯の状態によっては経過観察を優先することもあります。お口全体のバランスを見たうえで判断します。
大人になってから先天性欠如が見つかることはありますか?
乳歯を長く使い続けていた場合など、大人になってから気づくケースもあります。気になる場合はご相談ください。
矯正治療は必ず必要になりますか?
歯並びや咬み合わせの状態によります。不要なケースもあれば、周囲の歯を整えるために必要なケースもあり、状態に応じてご提案します。
兄弟姉妹がいる場合、同じように永久歯が生えてこないことはありますか?
遺伝的な要因が関わっている可能性があり、ご兄弟で同様の傾向がみられることもあります。気になる場合は合わせて検査を受けると安心です。
十日市場ファミリー歯科では何歳から相談できますか?
乳歯が生え始める時期から、生え変わりが進む学童期まで、幅広い年齢のお子さまのご相談に対応しています。
予約は必要ですか?
はい、事前のご予約をお願いしています。お電話または当院ウェブサイトからご連絡ください。
関連ページ

JR横浜線十日市場駅より徒歩7分の歯医者、十日市場ファミリー歯科です。お子様連れでも安心のバリアフリー設計。土日診療対応で通いやすく、小児歯科も充実。障害者歯科学会認定医。
【所属学会等】
障害者歯科学会 所属(障害者歯科学会認定医)
緑区歯科医師会 所属
横浜市歯科医師会 所属
神奈川県歯科医師会 所属
日本歯科医師会 所属
神奈川県立みどり養護学校学校歯科医
緑区歯科医師会障害児・者診療担当理事
心身障害児者歯科診療協力医療機関
日本糖尿病協会登録歯科医
【受賞歴】
鶴見大学歯学部付属病院 院内職務評価委員会賞
イエテボリ大学日本スクーリングディプロマ
【医院情報】
医院名:十日市場ファミリー歯科
住所:横浜市緑区十日市場町849-12松ビル1F
電話:045-511-8789
診療時間:平日9:30〜19:00 土日9:30~16:00(金・祝休診)
アクセス:JR横浜線「十日市場駅」徒歩7分
HP:十日市場の歯医者|横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:30 ~ 13:30 | ● | ● | ● | ● | / | ▲ | ▲ | / |
| 14:45 ~ 19:00 | ● | ● | ● | ● | / | ▲ | ▲ | / |
【休診日】金・祝9:30 ~ 13:00、14:00 ~ 16:00