BLOG
ブログ

- 予防歯科
歯ブラシの交換時期は1〜3か月に1回|毛先で見分ける替え時のサイン
こんにちは。横浜市緑区・十日市場の十日市場ファミリー歯科、院長の正木です。
洗面台に立ててあるその歯ブラシ、使い始めた日を覚えていますか。すぐに答えられる方は、実はあまり多くありません。
「毛先が開いていなければまだ使える」と思われがちですが、見た目が変わる前から、汚れを落とす力は少しずつ下がっていきます。今回は歯科医師の立場から、歯ブラシの交換時期の目安と、毛先で見分ける替え時のサインをお伝えします。
歯ブラシの交換時期は「1か月に1回」が目安

歯ブラシは1か月に1回、長くても3か月以内の交換が望ましいとされています。1日に2〜3回磨くと、1か月で60〜90回ほど使う計算です。毛は毎回の歯磨きで少しずつ曲がり、コシを失っていきます。
ただし、磨く力の強さや使う回数で傷み方は変わります。日付だけで決めず、次の毛先の状態もあわせて確認してください。
使い始めた日を柄に書いておくと、迷わずに判断できます。スマートフォンに毎月の通知を入れておく方法も、続けやすいのでおすすめです。
交換のサインは毛先に出る|裏から見て確認

歯ブラシを裏側から見て、毛先がヘッドの幅からはみ出していれば交換のサインです。次のような状態もあてはまります。
- ・毛先が外側に開いている、または曲がって寝ている
- ・毛にコシがなく、指で軽く押すと簡単に倒れる
- ・毛の一部が色落ちするタイプで、色が薄くなっている
- ・毛が抜けている、ヘッドやネックにぐらつきや傷がある
- ・洗っても落ちない黒ずみや、においが気になる
毛先が早く開く原因は、磨く力にあります
歯ブラシの毛はナイロンなどの合成樹脂でできていて、水を含みにくく丈夫です。それでも、毛を歯に押しつけてゴシゴシ動かし続けると、曲がり癖がついて開いてしまいます。
1か月たたないうちに毛先が開く場合は、力が入りすぎているサインかもしれません。ペンを持つくらいの軽い力で、小さく動かして磨くのが基本です。
交換せずに使い続けるとどうなるか
毛先が開いた歯ブラシは、歯と歯ぐきの境目や歯の間に届きにくく、プラーク(歯垢)が残りやすくなります。むし歯や歯周病の原因になるのは、この残ったプラークです。磨いているつもりでも、毎日の磨き残しが少しずつ積み重なってしまいます。
コシがなくなった分を補おうとして、つい力を入れてしまう方も少なくありません。強く磨き続けると、歯ぐきを傷つけたり、歯ぐきが下がったりする原因になることがあります。磨くと血が出る、しみるといった症状がある場合は、歯ブラシで血が出たときの対処も参考にしてください。
1か月を待たずに替えたほうがよい場面
- ・風邪や胃腸炎など、体調を崩したあと
- ・口内炎や歯ぐきの腫れが落ち着いたあと
- ・床に落とした、ほかの人の歯ブラシと毛先が触れた
- ・お子さんが毛先をかんで開いてしまった
お子さんは歯ブラシをかむ癖で、大人より早く毛先が開きます。仕上げ磨きに使う保護者の方の歯ブラシも、同じ目線で確認してあげてください。
電動歯ブラシ・歯間ブラシ・舌ブラシの交換目安

- ・電動歯ブラシ:替えブラシは、多くの製品で3か月前後が目安です
- ・歯間ブラシ:毛が寝る、ワイヤーが曲がるなどしたら交換します。1〜2週間程度とされることが多く、製品の表示に従ってください
- ・舌ブラシ:変形や変色が出たら交換します
電動歯ブラシは本体を長く使えますが、先端のブラシ部分は消耗品です。手用との違いは手用と電動の歯ブラシの比較で詳しく書いています。
交換時期を守るための保管のポイント
使い終わったら流水で毛の間まで洗い、ヘッドを上にして風通しのよい場所でしっかり乾かします。キャップを使う場合も、乾いてからかぶせてください。詳しくは歯ブラシの保管方法をご覧ください。
ただし、保管を工夫しても毛先の消耗は防げません。乾かしていても、交換の目安は変わりません。
横浜市緑区・十日市場で歯ブラシの相談をするなら
当院には、十日市場周辺からお子さんと一緒に通われるご家族も多くいらっしゃいます。家族の人数が増えるほど歯ブラシの本数も増え、交換の時期がそろいにくくなります。月の初めに全員分を替える、といった決まりを作ると続けやすくなります。
定期検診の際は、普段お使いの歯ブラシをお持ちください。毛先の減り方には、力の入れ具合や当たりやすい場所といった磨き癖が表れます。それをもとに、歯ブラシの硬さや大きさが合っているか、磨き方に調整が必要かをお伝えします。予防歯科のご案内もご覧ください。
まとめ|歯ブラシは毛先を見て早めに交換を
- ・交換は1か月に1回が目安、長くても3か月以内
- ・裏から見て毛先がはみ出していたら、期間内でも交換
- ・体調不良のあとや、お子さんの歯ブラシは早めに確認
- ・電動歯ブラシや歯間ブラシも消耗品
歯ブラシの状態や磨き方が気になる方は、お気軽にご相談ください。初めての方は初診の流れ、お越しの際はアクセスをご確認いただけます。
歯ブラシの交換時期に関するよくある質問
Q.歯ブラシは何か月で交換すればよいですか。
1か月に1回が目安で、長くても3か月以内に替えてください。毛先が開いていれば、期間内でも交換をおすすめします。
Q.毛先が開いていなければ、3か月使ってもよいですか。
見た目に変化がなくても、汚れを落とす力は少しずつ下がります。できるだけ1か月を目安に替えてください。
Q.歯ブラシを2本用意して交互に使うと長持ちしますか。
乾かす時間を確保しやすくなり、傷みも遅くなりやすくなります。ただし交換の判断は、使用期間と毛先の状態で行ってください。
Q.電動歯ブラシのブラシ部分はいつ替えますか。
多くの製品で3か月前後が目安です。取扱説明書に従い、毛先が開いていれば早めに交換してください。
Q.お子さんの歯ブラシはどのくらいで交換しますか。
毛先をかんで開きやすいため、1か月を待たなくて構いません。裏から見て毛先が広がっていれば交換してください。
Q.風邪をひいたあとは歯ブラシを替えたほうがよいですか。
必ず替えなければならないわけではありませんが、体調が戻ったところで新しいものにすると安心して使えます。
Q.熱湯や除菌剤を使えば、交換を先延ばしできますか。
熱湯は毛やプラスチックを変形させることがあります。除菌をしても毛先の消耗は防げないため、交換の目安は変わりません。
Q.歯ブラシの硬さは、どれを選べばよいですか。
一般的には「ふつう」か「やわらかめ」が使いやすいでしょう。歯ぐきの状態で合う硬さは変わるため、検診でご相談ください。
Q.歯ブラシの選び方や磨き方だけの相談もできますか。
定期検診やクリーニングの際にお声がけください。お使いの歯ブラシをお持ちいただくと、具体的にお伝えしやすくなります。

JR横浜線十日市場駅より徒歩7分の歯医者、十日市場ファミリー歯科です。お子様連れでも安心のバリアフリー設計。土日診療対応で通いやすく、小児歯科も充実。障害者歯科学会認定医。
【所属学会等】
障害者歯科学会 所属(障害者歯科学会認定医)
緑区歯科医師会 所属
横浜市歯科医師会 所属
神奈川県歯科医師会 所属
日本歯科医師会 所属
神奈川県立みどり養護学校学校歯科医
緑区歯科医師会障害児・者診療担当理事
心身障害児者歯科診療協力医療機関
日本糖尿病協会登録歯科医
【受賞歴】
鶴見大学歯学部付属病院 院内職務評価委員会賞
イエテボリ大学日本スクーリングディプロマ
【医院情報】
医院名:十日市場ファミリー歯科
住所:横浜市緑区十日市場町849-12松ビル1F
電話:045-511-8789
診療時間:平日9:30〜19:00 土日9:30~16:00(金・祝休診)
アクセス:JR横浜線「十日市場駅」徒歩7分
HP:十日市場の歯医者|横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:30 ~ 13:30 | ● | ● | ● | ● | / | ▲ | ▲ | / |
| 14:45 ~ 19:00 | ● | ● | ● | ● | / | ▲ | ▲ | / |
【休診日】金・祝9:30 ~ 13:00、14:00 ~ 16:00