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歯が茶色い!着色はなぜ起きるの?

投稿日:2018年7月30日 | 最終更新日:2023年6月24日

こんにちは。横浜市緑区の歯医者、十日市場ファミリー歯科の正木です。クリーニングをしてもまたすぐに着色してしまう、歯ブラシで磨いてもなかなか落ちない茶色い汚れを気にされている方も多いですよね。着色しやすい方は原因ごとに対処法が違いますので、まずは自分が何が原因で着色しやすいのか考えてみましょう。今回はなぜ着色をしてしまうのか、原因と改善方法についてお話します。

 

どんな物が着色しやすいの?

着色の原因の1つとして考えられるのが、色の濃い食べ物や飲み物です。コーラ、醤油、ケチャップなど酸性度が高く、色が濃いものは着色しやすくなります。また、コーヒー、紅茶、お茶、烏龍茶などカフェインやタンニンが含まれる飲み物も着色しやすくなります。

もう1つ大きな原因はタバコです。いわゆるタバコのヤニは粘着性のある物質で、非常に歯にこびりつきやすくなっています。これは歯ブラシでは落としにくいので、歯科医院で落としてもらう必要があります。

 

なぜ着色するの?

歯が着色するのにもいくつか原因があります。

 

①色の濃い食べ物や飲み物を取る

上記したような着色しやすい飲み物や食べ物、タバコをとると、歯の表面を覆っている「ペリクル」という膜がまず着色してきます。これが積み重なると段々内部まで着色してきます。こうなるとセルフケアでは落とすのが難しいので、ペリクルに着色している段階で汚れを浮かせる成分の入った歯磨き粉を使うと着色遅らせることができます。

 

②加齢による着色

歯の構造は表面には、エナメル質という組織があり、その下に象牙質という組織があります。エナメル質は半透明なので、象牙質の色を透過して黄色くみえます。年をとるとこのエナメル質が薄くなるので、より象牙質の色を反映するので黄色く着色したようにみえます。

 

③神経が死んでしまうことによる変色

歯の中に入っている神経のところには血管も一緒に入ってきて、歯に栄養を与えている役目があります。これがなくなることにより新陳代謝が行われなくなるので、歯の色が茶色く変色していきます。

 

④抗生物質による変色

テトラサイクリン系の抗生物質を歯の形成期(0~12さい)に服用すると、歯の象牙質に着色を起こすことがあります。

 

⑤口呼吸による影響

鼻呼吸ができず、お口が常に開いている状態だとお口の中が乾燥し、着色しやすくなります。

 

【まとめ】

このように着色している原因によって、対処法も変わってきます。どういった原因で着色しているのかを見極める事が大切です。横浜市緑区の十日市場ファミリー歯科でも着色に対する治療は行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。